コロナウイルス対策の1つである口腔外バキュームに関して | DCK矢向 情報局

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コロナウイルス対策の1つである口腔外バキュームに関して

2020年05月02日

小池都知事の外出自粛要請に従って自宅で過ごしている方が沢山いると思います。私も外出せずに自宅で過ごしておりますが、何日もこの状況が続くとツライですね。ですが、緊急事態宣言が解除されるまでまで粘り強くステイホームで頑張りましょう。

当医院は休診という対応をとりましたが、街中にはコロナウイルスに感染するかもしれないというリスクを背負いながら診療を続ける歯科医院があります。インターネットやTVで言われてるようにコロナウイルスに感染しやすい職種の上位に歯科医師と歯科衛生士が入ります。しかも歯科医院自体がクラスターが発生しやすい場所です。したがって、しっかりとコロナウイルス対策をやらないと大変な事になってしまいます。

今回は歯科医院で行っているコロナウイルス対策の1つである口腔外バキュームに関してお話をさせて下さい。
口腔外バキュームって何と思われる方が沢山いると思います。簡単に説明すると大型の吸引器です。
では、何故こんなものが必要なのでしょうか。歯科医院では歯を削ったり、歯石を除去する際に発生するエアロゾル(気体中に浮遊する微小な液体または固体の粒子)が原因でコロナウイルスに感染するといわれています。いわゆる飛沫感染ですね。
それを防ぐために口腔外バキュームを使用するみたいです。医院内に発生したエアロゾルを吸引するって掃除機のダ○ソンを凌ぐ吸引力ですね。そんな凄い吸引器があるのであれば歯科医院よりも医科病院や老人ホームに設置した方が良いのではないでしょうか。
試しに歯科医院HPのコロナウイルス対策の項目をいくつか覗いてみて下さい。フォントが違うくらいでコピペかって思うくらいどの医院も似たような文章が並んでいます。これは院長がHP製作会社にHPに載せる文章を全て丸投げしてるからです。それぐらい自分で考えろって思いますよね。残念ながら、それさえも自分で出来ない歯科医師が世に溢れてしまっているのが今の日本の歯科業界なんです。勘の鋭い方はもうお分かりかと思いますが、歯科医院で行われているコロナウイルス対策はそんなもんです。これでコロナウイルス対策は万全と思って診療をしている医院があるとしたら恐ろしいですね。クラスターが発生するのも時間の問題でしょう。皆さんも気をつけてくださいね。

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