当院が休診することを決定した経緯 | DCK矢向 情報局

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当院が休診することを決定した経緯

2020年04月29日

現在も新型コロナウイル(COVID-19)の収束の見通しがつかず、不安に感じている方が数多くいると思います。
TVやインターネットでも歯科医院が3密(密集、密閉、密接)を回避する事がとても困難でありクラスターが発生しやすい場所である、緊急事態宣言が出されているなか歯科医院に行く事は不要不急の用事になるのではないかという情報が流れています。一歯科医師としてどう対応するべきかとても悩みました。
街中ではユニークなコロナウイルス対策を講じてる歯科医院が数多く見受けられます。例えば、診療前に待合室で患者さんの検温をする。これは一見、しっかりと感染対策をしてるふうに感じられます。ただ、よく考えてみて下さい。仮にあなたが凄く歯が痛くてどうにもならない状態だったとします。それで治療をしてもらいに歯科医院に行き、待合室で検温をしたところ37度以上ある事が分かりました。この後、どうなるのでしょうか?歯が痛いのにコロナウイルスに感染してる可能性があるから医科病院に行きなさいと言われるのでしょうか。それとも自宅待機するように言われるのでしょうか。何が言いたいかというと感染対策に検温はするけど、その後の事に関しては全く何も考えてないんです。医科病院でやってるから歯科病院でもやろうみたいな感覚なんでしょう。ただ誤解しないで頂きたいのは検温してその後の対応をしっかりとっている歯科医院も少数ですが存在します。大多数は検温するだけで終わってると思いますが、、。
当医院ではそういう形だけのコロナウイルス対策をするつもりはありません。ただ、残念ながら歯科医院で3密(密集、密閉、密接)を回避するのはかなり難しいです。苦渋の決断でしたが、医院のスタッフや来院される患者さんがウイルスに感染しないよう緊急事態宣言の期限である5月6日まで休診をする事に致しました。早く元の生活に戻って欲しいですね。

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